半年ほど前にも
こんなことを書いていたけれども。
今のメディアについて思うことは沢山あるけれども、一番強く思うのはやはり「広告」に関して。個人的に広告そのもの、昔から15~30秒に込められたTVCMの訴求力には疑問を持っていた。そう言えば、
こんな事も書いていたけれど、今後のメディアを語る上でTVCMの未来は外せない物のひとつだと思う。
その大きな要因はインターネットであることは確実。昔は、眼に入ってくる、しかも受動的でありながらも能動的な広告媒体はTVCMだけだった。(見たくないけれども、見なければ番組の続きを見逃してしまう)
しかも、ある意味でTVCMのクリエイティビティーってのは独占市場で、クリエイターの独りよがりが強かったと思う。これは僕の所属するゲーム業界にも言える事なんだけれども・・・。
もちろん、TVCMのクリエイティビティーや訴求力は非常に大きな要素。それは昔は、「広告業界」と言う枠組みの中で創造されていた。しかし、今は
YouTubeのようなものがあり、世界中のあらゆるネットユーザーがクリエイターとなりえる訳で、その上、秩序の欠如したネット上での勝負となる。そうなれば現状のメディアの訴求力と言うのは一気にダメになってしまう。
つまりですな、TVCMは結局のところ「受動」な存在から抜け出せない。しかし、ネット上での広告媒体は常に「前のめり」なネットユーザーとの対面勝負なのだぁ。
マウスを片手でもち、いつでもクリックできる状態で、自分に「不必要」と判断された時点でクリックされ、次のサイトへ移動されてしまう。
そう、いつでも「出口」を持っているユーザーに訴求しなければいけないのがネット広告。
これは今後のメディアにとって実は一番重要かつ「忘れがち」な事実。
TVとネット融合と言われる昨今。誰もがそれを疑っているけれど、この融合は絶対に実現される。それどころか、携帯やゲーム、それらすべてが融合する。その中での「広告」の意味合いは今後大きく変化する。これ鉄板。
これらの融合の中で、もっとも重要な要素は2点。
①引き止める要素
②惹きつける要素
あー、今日は昼からセルブBBQに参加したので気疲れだ、しんどい。
寝よ。